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08

映画 利休にたずねよ・・・

表紙
元旦には、家族と「滝宮天満宮」へ初詣に行き、帰りに香川屋で年明けうどんを食べて、イオンシネマで友人と映画「利休にたずねよ」を見てきました・・・
カミさんと息子は、「利休にたずねよ」に興味がないのか、家に帰ってしまいました・・・
まぁ~そう言う私もそれ程興味が持てなかったんですが、友人が茶道をしていて「素晴らしいらしいから、是非行こう」と誘われて断り切れなかったってぇ~のが正直な話です・・・
そんな訳で、映画のチケットも誘った友人が買ってくれ、レギュラーサイズのCCレモンまで買って呉れました・・・(笑
そんな訳で正月早々、男同士で映画を見る羽目になっちゃいました・・・
まぁ~映画のチケットまで買って貰ったのですが、男同士ってのは余り良い絵には成りませんねぇ~・・・
せめてカミさんでも良いので、女性と映画を見られたら気分も良いんですがねぇ~・・・
しかし、文句を言いたかったのは映画が始まるまでで、男同士でも暗くなれば隣が男だろうが、女だろうが、判らずに映画にのめり込んでしまいますねぇ~・・・
でも、結構年配の方や、和服を着こなした茶道の先生らしい人や、茶道をしているらしい上品な女性の姿も・・・
結構、「利休」の茶道って表千家や裏千家に分かれていますが、「利休」の映画となると見に来るんですねぇ~・・・
茶道をしている人ってお正月だからかも知れませんが、和服をビシッと着て結構似合う人が多いのにはびっくりしました・・・
まぁ~日頃から何かと和服を着る機会が多い性なのかも知れませんねぇ~・・・
そうこうしていると映画が始まりました・・・
映画の内容は、何故利休は切腹しなければならなかったのか???って言う映画なんですが・・・
利休
市川海老蔵演じる「利休」です・・・
茶聖と称えられた至高の芸術家で、彼の織田信長や豊臣秀吉も一目置いていたという・・・
映画の中でも、お茶を点てる仕草や、着物の裁きなどは流石に歌舞伎で和服を着慣れている性か淀みがありません・・・
あの長い袖や裾を華麗に捌いてお茶を勧めたりする姿は、見ていても流石と言う以外に言いようがありません・・・
私なら長い裾を踏んで立ち上がりスッテンコロリと転ぶのが落ちでしょうねぇ~・・・
更に、茶聖として完成された「利休」、発展途上にある「宋易」、鋭いセンスを持ちながら荒削りな「与四郎」を演じ分ける演技力も凄いと言う以外に言いようがありません・・・

織田信長
伊勢谷友介演じる織田信長です・・・
映画では美意識を持つ人物として描かれています・・・
単に傍若無人な荒々しいうつけ者ではなく、美を理解し物を見分ける事ができる人物です・・・
フロイスに連れられた宣教師ヴァリニャーノは、自分が持参した金銀財宝などの献上品より、古ぼけた茶入れを有りがたく思う価値観が全く理解できなかったが、利休が竹筒に生けた椿のつぼみには心が引かれる・・・
信長は、宋易に「見いだした価値は誰が決める?俺か?それとも?」と聞かれ宋易は全く動じず「美は私が決めること、私が選んだ品に伝説が生まれます」と言い切った・・・

豊臣秀吉
大森南朋演ずる豊臣秀吉です・・・
一見、利休と正反対の美意識かと思われがちですが、どうやら秀吉も利休の理解者だった様です・・・
結構、はっちゃけた木下藤吉郞、信長から追い詰められた羽柴秀吉が利休からヒエの粥で持て成されて、利休に助けられますが、関白になって利休が自分の思い通りにならないジレンマを抱え、ついには切腹の沙汰を下します・・・
この演じ分けも見物です・・・

万代屋黒
映画の中に出てくる茶碗も、素人の私が見ても欲しくなるような一品ばかり・・・
とても高価で貧民の私に手が出ようはずも有りませんが・・・
何の飾りっ気もない厚手の黒茶碗です・・・
黒一色というのは、何かモノクロ写真に通じるものが有りますねぇ~・・・
こんなお茶碗が、飽きが来ずに良いかも知れませんねぇ~・・・

小田巻
私が見てほお~!っと驚いたのが、このお茶碗です・・・
結構肉厚で野太い感じなのに繊細な面も持ち合わせているのが好きです・・・

春日
このお茶碗も好きなんですが、お茶碗の下が窄んでいるのが手にしっくり来るだろうなぁ~・・・
って見ていました・・・
結構繊細なお茶碗ですねぇ~・・・

山路
私ならこのお茶碗が一番お気に入りになるだろうなぁ~って思いました・・・
結構お茶碗の姿も裾がふっくらとして手になじむような気がします・・・
形も野太い訳でもなく、繊細な訳でもなく、地味でもなく、派手でもない・・・
その辺に転がっていそうな、偉ぶらない存在感がとても気に入りました・・・
でも↑のお茶碗を全部あわせると一体幾らくらいに成るんでしょうねぇ~???
凡人の悪い癖で、すぐにお金に換算したくなります・・・

切腹の朝
いよいよ切腹と言う日の朝の利休です・・・
春の嵐吹きすさぶ日ですが、利休の心は平穏其のもののようです・・・
何故利休は秀吉の切腹の沙汰を素直に受け入れたんでしょうか???
茶の湯に関心が有ろうが無かろうが、利休に関心があれば誰もが抱く疑問でしょう・・・
切腹の理由は、単純なものでは無さそうですが、ただ疑問なのは利休が切腹を逃れようとせず、正々堂々と死を選んだことでしょう・・・
私が感じた事を話してしまうと、ネタバレに成りそうなので、お後は映画を見て判断されんことを・・・
ただ、利休が命がけで守りたかったのは何なのか?これは利休にたずねよと言う題名通りなんでしょうねぇ~・・・

江戸時代のヨーロッパではルネサンス期に当たり、素材そのものに価値観を見い出していましたが、日本では土をこねて焼いたものや竹を削いで仕上げたものなど、身の回りの素材に匠の腕と発想が加わることで価値が生み出されることです・・・
直接的な素材の価値観と、間接的な匠の腕と発想の価値観・・・
何か秀吉と信長の対比に似てくるような気がしないでもありません・・・
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