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そうだ!江川崎へ行こう・・・しょの3

帆船模型
海洋堂ホビー館はフィギュアや食玩だけかと思って居ましたら、こんな物も展示されていました・・・
そうなんです!今私が作って居る帆船模型なんです・・・
船こそ違いますが、キング・オブ・ホビーと呼ばれている帆船模型を展示しているって、結構趣味の極みを行っていますって事なのかな???
まぁ~直ぐ横にこの船を元にしたプラスティック帆船模型を置いて居ますから、原型として作ったのかも知れませんが・・・
しかし、帆船模型みたいな貼り綱が多くて細かい装飾や部品が多い物のモデル化って結構難しいのではと思っていましたが、結構どのメーカーさんでも挑戦しているんですねぇ~・・・
まぁ~模型って言うのは実物より小さい物ですから、出来るだけ本物と見せる為には、何処が省略できて何処は省略できないかを見極める事が大切なんですが・・・
でも、余り省略しないと部品が小さくなって作るにも困難ですし、強度も低下してしまいます・・・
かといって省略を進めると組み立てやすさとか強度は上がりますが、途端にチープになって安っぽくなります・・・
この匙加減をどうするかが、モデル造りの肝なんでしょうねぇ~・・・
縮尺通り作ると強度とか組み立てやすさが犠牲になるなら、どうデフォルメすると本物らしさを失わずに、強度を高めたり作りやすく出来るかが、モデラーのセンスなんでしょうねぇ~・・・
で、原型製作の参考にしたと思われる木製の船が展示されていましたので、今回は其れを中心に・・・
和船
立派な和船ですねぇ~・・・
大体何処にでも有る様な5枚板の和船です・・・
船首寄りにボリュームが有る排水量配分ですから波の静か内海で使われた船のようですねぇ~・・・

土佐和船
高知県で使われている土佐和船です・・・
大きなうねりに対応した船底の反りや、うねりが船を追い越す時に船尾が持ち上げられた際に、船首が沈まない様、十分な船首の予備浮力を持つ様に船首が前方に長く伸びていますねぇ~・・・
また、うねりが船を追い越す際に、船尾が波に飲み込まれないように船尾を広くして予備浮力を十分取って居ますねぇ~・・・

帆引き船
霞ヶ浦や八郎潟等で使われている打瀬船です・・・
船体幅が狭く吃水が浅い細長い船です・・・
霞ヶ浦辺りの打瀬船は、帆柱は1本で1枚の大きな帆を張って船を横に走らせて網を引く漁でエビや蟹、魚を捕る漁です・・・
今では底引き網等の動力船が取って代わって、観光以外では使われなくなってきています・・・
しかし、船を横に走らせて網を引くって誰が考えたんでしょうねぇ~・・???
一寸奇想天外に思える漁法に使われる船です・・・

打瀬船02
九州の有明海や広島、知多半島辺りで使われている打瀬船は2~4本の帆柱で6~8枚の帆を張っています・・・
九州有明海の打瀬船の起源は、瀬戸内海の「芸州流し」にあるといわれていて、芸州(広島)の漁民との交流の結果、この地に定着したようです・・・
画像はネットで探した画像ですが、霞ヶ浦辺りの打瀬船とはひと味違いますねぇ~・・・
帆を張った姿が美しいので「海の貴婦人」と呼ばれているようです・・・

野付打瀬船
北海道の野付半島辺りで使われている打瀬船です・・・
矢張りネットで探した画像ですが、帆柱の数や帆が逆三角帆で帆の張り方も他の打瀬船とは違っていて面白いですねぇ~・・・
同じように船を横に走らせて網を引きます・・・

帆柱2本打瀬船
打瀬船の中には帆柱が2本の物も有ります・・・
これもネットで探した画像ですが、風が強い海域で使う船なんでしょうかねぇ~・・・
それとも帆の操作性を向上させたかったからなんでしょうか???
帆自体は竹で補強されて中国のジャンクの様な縦帆になっていますねぇ~・・・
何れにしても打瀬船は波の静かな内海で、風が一定方向に吹く海に向いている漁船でしょうねぇ~・・・
船が使われている地域の海象の違いで、長い間に船の装備が工夫されて、この様な違いになったのかと・・・

打瀬船
この船も打瀬船と説明されていました・・・
船体が細長いので打瀬船だろうと思いますが、帆柱が立てられていないのではっきりとは言えませんが・・・
打瀬船とすれば、水押(みよし:船首材)が寝て居ますので、江戸湾辺りで使われていた打瀬船と推測されます・・・

打たせ船
この船は「うたせ船」と説明されていますが???です・・・
おそらくですが、五大力船の小型では無いかと思います・・・
五大力船は関東近辺の海運に用いられた海川両用の廻船の事で、海船造りの構造ですが、河川を航行できるように喫水が浅く船体の幅が広くなっています・・・
そのため、沖懸りして瀬取船で荷役する必要はなく、海からそのまま河口に乗入れて河岸に横付けできます・・・

屋形船
屋形船です・・・
平安時代からその原形が有り、大名や豪商などが花見や月見、花火などの海や川遊びに愛用されていたようです・・・
河川の水質汚染などで一時は衰退していましたが、最近の水質か善などでバブル期以降、再び河川観光などに見直されています・・・
江戸時代などはこの様な小型の屋形船が多かったんですが、最近は15~80人乗りの大型が多くなりました・・・
こうした木製の船舶模型は、和船の船大工が高齢化で少なく成り、模型さえ作れる人が少なく成っていますので、非常な貴重品です・・・
木製の和船は波に乗る乗り心地が柔らかく、横揺れも柔らかいので好きなんですが、重量が大きく成り手入れも大変なので徐々にFRP船に取って代わっています・・・
今や殆ど木製和船は造られていない状態です・・・
古い和船の研究は、金比羅宮等に奉納されている和船の模型を研究する以外に有りませんから、こう言った模型和船は古代和船の研究には欠かせない物に成って来ています・・・
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