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呉旅行しょの8・・・

現在の潜水艦カットモデル小
てつのくじら館1階は海上自衛隊の歴史、2階は掃海艇、3階が潜水艦が展示されています・・・
でも「てつのくじら館」という名前からも、展示されている退役潜水艦「あきしお」からも潜水艦が主役なのは明らかでしょう・・・
潜水艦は、どこの国でも最高機密とされていますから、なかなか一般人が艦中や水面下を見る機会に恵まれませんし、触ることなど殆ど許されない軍艦なんですよねぇ~・・・
従って、この展示されているカット模型でも信用してはいけません・・・
機密性の高い箇所は省略されていたり、旧型に変更されていたり、他の物に変更されていたりしますから、よぉ~く眉に唾を付けて見ないと・・・(笑
現代の潜水艦は水中速力と航続力を稼ぐ為に水中抵抗の少ない涙滴型か葉巻型に成って居ます・・・
また、発令所が前方に配置され、後部魚雷発射管は省略され、推進軸は静粛性を重視して1軸が採用されています・・・
後部の魚雷発射管は回避時に追尾する敵艦(水上艦)に対する反撃用が主だったようですが、実際に使われた実績が無く命中も期待出来なかったので、廃止になったようです・・・
潜水艦では、右舷側に航法関係の機器が備え付けられていて「ナビゲーション・セクション」、左舷側に潜水関係の機器が壁一面に据付けられているので「ダイビング・セクション」と呼ばれています・・・
このカットモデルでは差し支えの少ない「ナビゲーション・セクション」を公開しています・・・
このモデルでは隠されていますが、船首部分はソナーと魚雷発射管が配置されていますので、此処を見るとその潜水艦の攻撃力がほぼ判ると言われています・・・
又、ソナーの配置と方式、数量、大きさに寄っては魚雷発射管が進行方向を向ける事が出来ず、扇形に配置される事も有ったそうですが、ホーミング魚雷が主流の現在では余り欠点には成らなかったでしょうねぇ~・・・
この潜水艦では潜望鏡が船殻貫通型になっていますが、最新式の潜水艦では潜行深度を稼ぐため船殻強度を重視して船殻非貫通式の潜望鏡になっている様ですが・・・
その方が潜望鏡をコンパクトに出来ますし夜間でも暗視装置が使えますからねぇ~・・・
なるしお配置図
これはネットで探した海上自衛隊潜水艦「なるしお」の配置図のフリー画像です・・・
船首魚雷発射管室の下は居住区になっていますが、此処はソナー室でしょう・・・
発令所の下の居住区は恐らくジョイステック操舵室とかバラスト・コントロールとかでしょう・・・

現在の潜水艦船首部
現代の潜水艦カットモデルの船首部です・・・
このカットを見て「可笑しい!!!」と感じた人は可成り潜水艦に詳しい人です・・・
そうなんです!魚雷発射管室が船底部に配置されているんです・・・
魚雷の収納ラックの位置から考えると無理もありませんが、通常、魚雷発射管室は船首上部に配置され、船首船底部にはソナー室が配置されています・・・
それは潜航に際して海底深度や海底形状を厳密に測定する必要がある場合にアクティブ・ソナーを使う必要が有る為とか吃水線上かは水面下に比べ雑音が入りやすいとかの理由です・・・
現代の潜水艦はアクティブ・ソナーをほとんど使用せず、上記の場合や長距離を潜航し続けるため慣性航法装置(INS)による自位置の精度が保てない場合、機雷の探知時や戦闘時の敵艦捕捉にどうしても必要な場合や訓練程度しかアクティブ動作を行なわないと言われています・・・
ですからこのカットモデルではソナー室を省略して、その矛盾を隠す為に操舵室が発令所の位置まで後退して置かれて、魚雷発射管室が船底部へ押しやられた様です・・・
本来魚雷発射管室も操舵室ももっと船首寄りでしょう・・・
また、上から降りているハッチからの梯子も変な所に付いていますからも 此処は発令所で操舵室はもう少し船首側に配置されて居る証拠ですねぇ~・・・
ハッチの位置や潜望鏡の位置が正解なら此処は発令所でしょう・・・

現在の潜水艦発令所
現代の潜水艦カットモデルの発令所です・・・
このカットモデルでは操舵室の船尾側に配置されていますが、其れでは潜望鏡との位置関係が可笑しくなるのは前記の通りです・・・
このカットモデルだと操舵室辺りが発令所に成るはずで、その前に操舵室と魚雷発射室が有ってその上のデッキに前部ハッチがあり、そこから乗組員が出入りする様に成っている事が多いはずです・・・
潜望鏡の前のセイルにあがれるようハッチがあるはずですし・・・

現在の潜水艦艦橋・電信室
現代の潜水艦カットモデルの電信室だそうです・・・
でも水中では全く使えない電信室が、ソナー室みたいに独立した部屋が必要に成るほどの狭い潜水艦内には重要性が無いと思います・・・
此処は船首部の矛盾で出来た空間を誤魔化しているんだと思います・・・
もしくは科員食堂や船長室があるんでしょう・・・
どちらにしても船底部の魚雷収納部への魚雷積み込み作業の必要性がありますから、機器類の設置は無理なはずです・・・
この付近から魚雷を積み込むのはラックの傾斜とラックがこの下で終わっている事から明かです・・・
とすれば、この場所は科員食堂となっていた方が合理的です・・・

現在の潜水艦居住区
現代の潜水艦カットモデルの科員居住区です・・・
これは同じフロアーに同寸法の居住区が再現されて、体験できるように成っていますから是非体験して下さい・・・
殆どの人がベッドへの出入りで頭を打つ確率が高い作りに成っています・・・
コツは身体を回転するように出入りするんですが、ベッドの傍にベッドへ出入りする方法が掲示されていますから良く読んでから試した方が良さそうです・・・
でも狭いベッドの上の空間は何なんでしょう???
ベッドの上に無駄な空間を作るならベッドを狭くする必要は無い訳で、何を省略したんでしょうかねぇ~???

現在の潜水艦機関室
現代の潜水艦カットモデルの機関室です・・・
ディーゼルエンジンと蓄電池と、電動機兼発電機の組み合わせた物で、ディーゼル・エレクトリック方式と呼ばれ、燃費が良い上に大馬力を得られるため多くの潜水艦で採用されているそうです・・・
その内、燃料電池とか非大気依存機関(API)とかが実用化されれば、原子力潜水艦でなくても数十日くらいは潜水し続けられる潜水艦が出て来るかも知れませんねぇ~・・・

潜水艦スクリュー
現代の潜水艦カットモデルのスクリューです・・・
まぁ~このスクリューも実際のスクリューとは違った物でしょう・・・
前にも書きましたが、潜水艦のスクリューは最高機密の一つでしょうし・・・
現代の潜水艦は、スクリュー回転時に表面に発生する水蒸気によるキャビテーションノイズを抑えるスクリュー形状と表面加工は各国とも最高機密です・・・
表面加工以上に重要なのがスクリューの形状で、現在は先端が流れるような三日月形状のハイ・スキュー型の7枚羽根が主流に成って居ます・・・
画像下方に出て居る支柱は曳航ソナー・アレイ用の支柱です・・・

潜水艦の舵の変化
潜水艦の舵の変化です・・・
潜水艦は水上艦と違い、トリムバランス以外にも水中での三次元運動を行う必要があるため、縦舵の他に横舵と潜舵を装備しています・・・
潜舵は従来、艦首部に配置されていましたが、艦首部はソナーなどの音響装置の空間になったために、潜舵からの騒音軽減のため艦橋側面に装着するのが主流となりました・・・
この方式はセイル・プレーン方式と呼ばれています・・・
艦尾の操舵部分は十字型が多かったのですが、近年は「事故による損傷からのフェイルセーフ」と「水中での操舵性向上」「ステルス性向上」のためX型の操舵翼が増えてきています・・・
元々船体は丸みを帯びていますからステルス性が高いんですが、セイルを傾斜させたりX舵にすることは効果があるようです・・・
恐らく2007年に進水した海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」のものだろうと思います・・・
セイルを傾斜させるのは無理ですから、セイルや上甲板に吸音タイルを貼る事は普及しています・・・
ただ 電波の場合、音波よりはるかに波長が短いため薄いタイルで済むのですが、音波を吸収するためには相当な厚さが必要になります・・・
矢張り「音」は元から断たないと駄目なようです・・・
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