
35㎜カメラの原点であるバルナックライカを是非試したいと思いながら、田舎者がライカなんて使えないジャンクを掴まされるのがオチかと躊躇し悩みました・・・
ライカ沼に一度填ると2度と抜け出せないとか、家1軒分はお金が掛かるだとか、聞けば聞くほど入ってはいけない禁断の園かと・・・
写真を撮ると言う事を考えると、別段ボディーを換えても写りが変わる訳でもないとは思いますが、製造後50年以上経ってもまだ絶賛されているライカを一度は使ってみたいと我慢出来ずにライカⅢfブラックシンクロ、セルフ無しをゲット!!!(喜
スローシャッターは結構使うが、ストロボは殆ど使いませんからⅢCでも良かったんですが、たまたま見つけたⅢfが結構安価でしたので、決めちゃいましたぁ~・・・!!!
手元に来るまでどんな状態か心配なほど安価でしたのでドキドキ物でしたが、外観も古い割には綺麗で大切に扱われていたのがよく判りますし、シャッター膜も張り替えたと言うだけあってとても綺麗でした・・・

早速手元にあるキャノンPとサイズを比べてみました・・・
ん~一回り小さい位でしょうかぁ~???
キャノンPの方が軍艦部が僅かに大きい位で後はほぼ同じサイズか・・・???
でも、イマレクトファインダーを付けたライカは結構でかく感じます・・・
実用的にはファインダーにブライトマークが入っていてバックが開くキャノンPの方が明らかに上でしょうねぇ~・・・
しかしバルナックライカの造形は実に美しい!!!

これで今まで集めたレンズが本来のボディーに付きます・・・
レンズは左からエルマー90㎜f4,ズマロン35㎜f3.5,エルマー50㎜f3.5、キャノン35㎜f2.8、偽エルマー50㎜f3.5です・・・
今回のカメラにはズミタール50㎜f2.0が付いてきましたので、エルマー50㎜とダブりますが、35㎜もセレナー35㎜f2.8とズマロン35㎜f3,5が有りますし、ロシアレンズもインダスター26Mや偽エルマーってぇ~奴もありますから、撮り比べるのも良いかな?って思っています・・・

結構レンズも増えたので、何とかコンパクトに持ち運び出来ないかと入れ物を捜しておりましたところ、以前100均で買ったケースにピッタリと填ってくれました・・・
下にはカミさんが縫ってくれたレンズ用のポーチをクッション代わりに敷いています・・・
さて撮りに出かけようかという時になって、ウイルス性腸炎で39.6度の発熱と下痢!!!(涙
試写は後日にお預け!寝床で弄り倒しています・・・
ライカ独特のお作法にも早く慣れないと・・・
しかし、さすがはライカ!造りは工芸品です・・・
やはり露出計を内蔵しなかった事でシンプルになり、構造は全て機械式なので、調整又は部品交換で修理が可能というのがこのカメラの位置づけだろうか???
写りには関係しないんだろうけど持つ喜びは感じさせてくれます・・・
昔はライカ1台、家1軒と言われたライカも、中古とは言え今はこんなに安く手に入る様になったかと感慨深いものはありますが
・・・
銀塩カメラがこれ程急激に衰退しなければ、私はライカなど手に入れる事も出来なかったと思います・・・
果たして私は幸運なのか、不幸なのか・・・??????